手術前
レーシックとイントラレーシックではどちらが安全なの? |
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レーシック FAQ 手術前 |
レーシックとイントラレーシックを比べた場合、イントラレーシックの方が安全性の高い手術を行う事が出来ます。
レーシックよりも更に安全性を追求したイントラレーシックは、特にスポーツ選手等のアスリートに人気がある様です。
この違いはレーシックとイントラレーシックの、フラップ作成の違いに起因するようです。
レーシックではフラップを作る際、マイクロケラトームというものを使用します。
これは眼球専用のカンナの様なものなのですが、これで作ったフラップにはどうしても不均一な切断面が生まれやすくなります。
対してイントラレーシックでは、高精度の医療用レーザーをコンピューター制御のもと使用しフラップを作成します。
これにより作成されるフラップは、一定の薄さを保たれた、綺麗で滑らかな仕上がりにすることができるのです。
また、精度があがったことでより多くの方に適応する事ができます。
例えば強度近視の方や乱視の方、角膜の形状が極端に大きい方や角膜の薄い方にも施術が行える可能性があるので、レーシック適応検査で不適応だった方も、このイントラレーシックであれば手術できる可能性があります。
レーシックの検査では何をするの?内容は? |
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レーシック FAQ 手術前 |
手術の検査というと、時間がかかったり痛かったりしそうなイメージがありますよね。
ではレーシック手術の検査ではどの様な事をするのでしょうか?
レーシック手術の検査では、視力検査や角膜の厚さ・カーブの度合いを測る検査、網膜や水晶体の検査などのさまざまな検査を行い、手術可能であるかを判断します。
クリニックによって、若干の検査内容の違いはあるようです。ここでは、行う検査の一般的な項目を取り上げてみましょう。
・視力検査
近視・乱視などの度数を検査します。通常の視力検査です。
この度数により、レーザーの照射時間などを調整し、適正な矯正の程度を割り出すことができます。
・屈折力測定検査
近視や遠視、乱視の度合いなどを調べる検査をします。
一般的にこの検査には、オートレフラクトメータという自動角膜曲率半径測定機を使用し調べます。
通常の視力検査だけでは得られない、正確な視力状態を調べる為に行います。
・角膜曲率半径
角膜のカーブ (湾曲度) を計測する検査です。
角膜のカーブが少な過ぎたり、また急過ぎる場合、手術が受けられない場合があります。
・角膜厚測定検査
パキメーターと呼ばれる機械を使用し、角膜の厚さを測定する検査で、レーシック事前検査でも非常に重要な検査になります。
角膜の表面を削ることにより視力矯正をするのがレーシック手術なので、それが可能な厚さの角膜であるかどうかを、この検査によって調べることになります。
・眼圧測定検査
眼球に風をあて、角膜と水晶体の間にある房水の圧力を検査します。
この眼圧が高い場合、緑内障の可能性があります。緑内障であった場合には手術を受けることが出来ません。
・眼底検査
点眼薬で瞳孔を広げ、眼の奥を検査します。
この検査では、近視以外にも、網膜や網膜周辺部の病気などがないかを調べることが出来ます。
強度の近視の方は、網膜が変性している可能性があるので、手術後も定期的に検査を受けることが薦められています。
・角膜内皮細胞撮影
5層からなる角膜のもっとも内側の層、角膜内皮細胞の、数や形を検査します。
この細胞は、角膜の透明性を保つ働きのある重要な細胞であり、コンタクトレンズの使用などにより働きが弱くなることがあります。
・涙液検査
いわゆるドライアイ症状の検査で、涙の量に異常がないかを検査します。
重症のドライアイの場合、手術適応外になってしまうことがあります。
・細隙灯顕微鏡検査
強い光源を発する細隙灯 (さいげきとう) と呼ばれる機器のついた顕微鏡を使用し、角膜、結膜、水晶体などに異常がないかを調べる検査です。
・瞳孔径の測定
暗所での瞳孔径を測定する検査です。
レーシック手術前に注意すること・気をつけることは? |
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レーシック 手術前 FAQ |
しっかりと体調管理を行い、手術当日に備えることが一番大事なことです。
また、事前検査の後に医師から言われた注意点は必ず守るようにしましょう。主な注意点は、手術前のコンタクトの使用中止、薬の服用の禁止などです。
更に具体的な注意点を以下にまとめましたので、忘れないように気をつけて下さい。
体調管理に注意する
睡眠をしっかりと取り、規則正しい生活を心掛けて下さい。また前日・当日には、できるだけ薬類の服用は避けましょう。やむ終えず服用する場合、必ず担当医に申し出る様にしましょう。
コンタクトレンズの使用中止
コンタクトレンズの使用は角膜に影響を与えてしまいます。
ハードの場合は約1週間前、ソフトの場合は3日前から使用を中止しましょう。
前日は入浴を
レーシックの感染症防止対策のひとつとして、前日の入浴と洗髪は必ず行っておきましょう。
また、手術当日は入浴できません。
当日はメイク・整髪料をつけない
こちらも感染症防止対策として行います。
習慣化している方はついうっかりとメイクや整髪料を使用したヘアセットをしてしまうことが多い様なので、十分気に留めておきましょう。
当日はリラックスできる服装で
リラックスした状態でレーシック手術を受けられるよう、普段から着慣れた・履き慣れた服装を身につけましょう。
特に注意したい点として、脱衣の際に眼を強く閉じてしまうような服装 (パーカーやタートルネックなど) や、毛足が長く、眼に毛くずが入ってしまう恐れのあるもの (セーターなど) は絶対に避けましょう。
前日・当日は禁酒
アルコールは傷の回復を遅らせる原因となる為、飲酒、可能であれば喫煙も手術当日は控えるようにしましょう。
レーシックを受ける為の検査に掛かる時間は? |
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レーシック 手術前 FAQ |
人間ドックに行ったことのある方ならご存知かと思いますが、病院の検査は時間が掛かる印象がありますよね。
レーシックも手術にあたり検査を行う必要がありますが、どの程度の時間が掛かるのでしょうか?
レーシック手術を受けるには、その人の視力や角膜の状態、レーシックを受けるのに問題のない状態であるかを検査する必要があります。レーシック手術で回復可能な視力はどの程度までなのかも分かります。
精密な検査なので、何となく時間が掛かりそうな気がしますよね。検査や、その結果をもらえるのに何日も掛かったりするのでしょうか。
これに関してですが、検査そのものやその結果に何日も掛かる様なことはありません。
所要時間は各クリニックによって異なりますが、概ね1時間程度がひとつの目安です。基本的に、その日の内にレーシック手術は可能か、可能であれば視力回復の度合いはどの程度かを教えてもらえます。
ただし、土日や祝日など、休みの日は病院も混み合いますので、待ち時間が長くなる可能性があります。
さほど時間の掛かるものではないので、興味がある方は気軽に検査を受けてみましょう。また、疑問・不安に感じることがあれば、検査後のカウンセリングで医師に相談することができます。
検査を受けたからといって、手術をしなければいけない訳ではありませんし、何より検討材料が増え、レーシック手術を受ける・受けないに関わらず、自分の納得の行く答えを出せるかと思います。
レーシック手術当日、車やバイクの運転は? |
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レーシック,手術前,FAQ |
レーシック手術を受けることで、裸眼で自動車やバイクの運転が出来るようになる方もいらっしゃると思います。
眼鏡やコンタクトをしない快適なドライブ、果たしていつから楽しめるのでしょうか?
レーシック手術は受けた直後から視力回復を実感できる方もいますが、眼が霞む・眩しさを感じる事があるので、当日の運転は絶対に避けましょう。
クリニックへ来院する際も、公共交通機関を使用する等、自動車やバイクでの来院は控えましょう。
なお、レーシック手術後どの程度の期間で自動車・バイクなどの運転ができるようになるかは、視力回復手術の種類 (レーシック・イントラレーシック・エピレーシックなど) や、視力回復の個人差などがある為、明確な基準はありませんが、レーシック・イントラレーシックの場合は2~3日後、エピレーシックであれば1週間程度が目安となっています。
ただレーシック手術後一定期間は夜間ライトが眩しい・見えづらいといった症状が現れる場合もあります。それも踏まえ、1週間程度は夜間運転を避けた方が安全かと思います。