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スキューバダイビング

スキューバ・ダイビング ダイビングスポット情報1~逗子

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さて、ダイビングについて色々調べてきたところで、そろそろダイビングスポットを探していきたいと思います。私は住まいが都内なのですが、ダイビングショップはあれどさすがに潜れる海は少ないのが現状…。しかし神奈川や千葉など、都心から交通の便もよく綺麗なダイビングスポットは多々あります。都心からアクセスしやすいオススメのダイビングスポットを紹介していきたいと思います。


逗子

古くからリゾート地として知られる神奈川県・逗子。相模湾の東側に位置し、天気の良い日には対岸に伊豆半島が見えることも。しらす漁が盛んで、生しらすが食べられることで有名です。

JR東海道線を使えば都内から1時間以内の好アクセスで、都心から最も近いダイビングスポットと言えます。


ダイビングポイントは5つのボートポイント(「大鷹根」・「ツブ根」・「剣根」・「龍根」・「平根」)とビーチポイント(「小坪ビーチ」)の、計6カ所。春から夏にかけては豊富な種類を誇る色とりどりのウミウシが、秋から冬にかけては透明度の高い海を覆いつくす魚群が楽しめます。5月頃からは夜光虫が見られるようになり、ナイトダイビングという楽しみ方も。また、沖合いの大鷹根をはじめとしたリゾート感たっぷりの水中風景が広がり、黒潮の分流の影響を受けているため冬でも16度前後と水温は温かく、様々な生き物の越冬場となっているため、初心者からベテランまで幅広く楽しめるスポットとなっています。

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スキューバ・ダイビング 8~エントリーの準備

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さて、ダイビングに必要不可欠なCカード取得についてや器材について調べてきましたが、それでは実際にエントリーするまで、どのような準備が必要なのでしょうか。

エントリーとは、ダイビング用語で水中に入ることを指します。水に入る場所をエントリーポイントと言い、入る方法はエントリー方法と言います。ボートダイビングではボートの種類によってエントリー方法が変わるので、その都度ガイドの指示に従いましょう。


基本的には以前に書いた「プール実習」と同じ流れです。


1.装備・器機のチェック


・タンクがしっかりと固定されているか

・ストラップにねじれや締め忘れがないか

・パワーインフレーター…BCジャケット内の空気の量を調整するパーツ

・ウエイトベルトのチェック

・バックルの位置確認…いざというときにすばやく脱着できるように、バディとお互いのチェックをしましょう

・レギュレーターのチェック…パージボタンを2~3回押してエアーが流れるか、レギュレーターの吸排気抵抗のチェックなど

・オクトパスのチェック(レギュレーターと同様に)を行います。


一通り器機や装備のチェックが終わったら、最終チェックを行います。

・タンクの残圧チェック(十分にあるか)

・マスクに髪の毛がはさまっていないか

・ファスナーは締まっているか(スーツなど)

・BCDのCO2カット装置の位置確認、グローブなど忘れていないか


これらの事前準備は早め早めに行いましょう。ドリフトポイントの多くは波があり揺れます。ポイント到着後に準備を始めると、慌ててしまい器機のチェックが不十分のまま海に入ると事故につながりかねません。ゆっくりでいいので、ポイント到着前に準備を済ませておきましょう。


2.バディと一緒に行動する

ショップやツアーによっては大所帯で1チームになることもあります。初心者やスキルに自信がない場合はガイドやアシスタント近くにポジションを取り、一緒に行動するように心がけましょう。また、ともに行動するバディとは器材のチェックも共に行い、正常に機能するかや使い方を理解しておくことが大事です。ダイビングは常にバディと共に潜るのが基本なので、どんなときも単独行動をしてはいけません。


3.レギュレーターで呼吸する

BCDに空気を半分程入れ、浮力を確認してレギュレーターで呼吸します。エントリー後、体勢が崩れてもレギュレーターで呼吸をしましょう。


4.静かにゆっくり行う

事前にバディと入念に打ち合わせを行い、またガイドのブリーフィングをしっかりと聞いてエントリーの流れや集合場所をしっかりとイメージしておくことが大事です。

あとはエントリー前に深呼吸するなどして、落ち着いてゆっくりエントリーしましょう。



ライセンスや器材が揃えばすぐ潜れる!というわけではありません。ひとつ間違えば事故につながるダイビング。事前準備を入念に行って、ダイビングを楽しみましょう。

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スキューバ・ダイビング 7~機材の種類 3

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今回でもう3回目のポストになりますが、スキューバ・ダイビングの機材についてです。

前回調べた3つの機材「レギュレータ」「オクトパス」「BC」は如何にもダイビング!といった感じの機材でしたが、今回は更に専門的な機材について調べてみたいと思います。


ダイビングコンピュータ

ダイビングコンピュータは、安全に潜る為に必要な情報を素早く確認したり、必要なときには警告を発してくれるなど、今ではダイビングに欠かすことのできない機材です。

このダイビングコンピュータは、体内に溶け込む窒素の量を計算し、それが気泡化しない安全な潜水計画を自動的に (しかも素早く、間違いなく!) 計算してくれます。ダイブテーブルいらずの非常に便利な機能です。(でもダイブテーブルに関する問題は試験にも出ますし、コンピュータが故障する事もあります。ちゃんと暗記しておくことは重要ですよ)

前述の計算を元に、残りの無減圧最大潜水時間、現在水深に最大水深、水温や水面休憩時間も知らせてくれます。更にログ (ダイビングの記録を取る) 機能もあるので、スキューバを楽しんだ後にログブックへ記入するときにも役立ちます。

コンピュータといってもノートパソコンの様なものではなく、手首に巻くリストタイプなものもあり、前述の機能の他にも様々な付加機能を持っているものが多くあります。

ちなみにどの機種も必要最低限の基本機能は大抵揃っているので、付加機能で選ぶのが良いです。具体的には、自分が必要とする機能がしっかりと揃っているかということですね。例えば体調によって潜水計画のアルゴリズム・安全係数を変更できるものなら、より慎重な潜水を行うことが出来ますし、海だけではなく湖にも潜る人であるなら、高所潜水対応機能があるものが必要になります。

また、そういったソフト面だけではなくハード面も注意しなくちゃいけません。自分の潜水スタイルにあった携帯方法が可能かどうか、大きさや重量は大事です。また、ディスプレイのサイズや文字の大きさは適切かどうか、必要な情報を素早く確認できるかどうか、しっかり検討すると良いですね。


ゲージ

ゲージとは、残圧計や水深計などダイビングに必要なデータが、アナログ式の時計の様なメーターで表示される機材です。前述の2つを組み込まれた2連タイプの他、更にコンパスを組み込んだ3連タイプ、ダイビングコンピュータを内蔵しているもの、残圧計のみ、コンパスのみといったような単一機能だけのものなどがあります。

ちなみに「残圧計」とはタンク内のエアの残量を表示し、「水深計」はどの程度の深さまで潜ったのかを表示してくれます。コンパスは地上と一緒、方角を指し示すものですね。

現在ではダイビングコンピュータと併用するケースが多いので、ダイビングコンピュータにない機能を優先して揃えると良いです。ただ注意点として、たとえダイビングコンピュータに内蔵されていても、残圧計だけはゲージで用意しておいた方が信頼性が高く安心です。

これもダイビングコンピュータと同じ様に、見易さや重さ・大きさを考慮して選ぶと良いです。



スキューバダイビングは酸素ボンベを背負ってドボン!という単純なものではなく、この様にコンピュータや各種メーターを使用して、自分の置かれた状態を読み取りながら潜っていくものなんですね。何か格好良いと思いませんか?それにこのガジェット感溢れる機材が「水中の冒険」を感じさせてくれて、とてもワクワクするという人もいます。

個人的にダイビングコンピュータに関しては、機材のレンタルではなくダイビング・ライセンス取得後出来るだけ早い段階で自分用のものを購入した方が良いかも、と思いました。情報を読み取る必要のある機材は、慣れたものの方が間違いがなく安心ですからね。

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スキューバ・ダイビング 6~機材の種類 2

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さて、今回は前回に引き続きスキューバ・ダイビングの機材について調べています。

前回挙げた機材は3つ、「フィン」「マスク」「スノーケル」と、レジャーショップでも見かける極々一般的な機材。あまり「スキューバ・ダイビングの機材!」という感じのしないものでしたが、今回はダイビングショップ等の専門店に行かないとなかなか見る機会のない、重要な機材3点について調べてみました。



レギュレータ

レギュレータは、タンクの空気を供給・排出する為の器材です。今まで挙げた器材と違い、これこそスキューバダイビングの器材、という感じがしますね。

水中で陸上と同じ様に呼吸する為の機材であるレギュレータ、単にタンクにホースを繋いだだけの単純なものではなく、その仕組みは意外と複雑。レギュレータには、高圧縮されたタンクの空気を、周囲の水圧に併せて供給する機能があります。単純に空気を供給し排出するだけではなく、この機能がついているからどの水深でも自然な呼吸が可能になるんですね。

レギュレータは、タンクに接続する「ファーストステージ」、呼吸に使う「セカンドステージ」、そしてファーストステージとセカンドステージを繋ぐ「中圧ホース」の3つで構成されています。この構成がポイントで、タンクのエアはまずファーストステージで周囲の水圧より8~10kgに減圧されます。その後セカンドステージで周囲の水圧と同じ圧力まで減圧するんです。2段階に分けて減圧することで、呼吸の力に応じたエアを、スムーズに供給できる仕組みになっているんですね。

調べてみるとファーストステージ、セカンドステージにも、減圧の仕組みに応じていくつかのタイプに分かれる様なのですが、説明が長くなってしまいそうなのでそれに関してはまたの機会に調べます。


オクトパス

オクトパスとは、緊急時用のバックアップ・レギュレータのことです。メインレギュレータの故障時は勿論のこと、例えばバディのエア切れ等にも対応する為、必要不可欠で重要な器材です。「バックアップ」「予備」と言っても、いざという時に十分な性能を発揮できなければ意味がありませんから、性能的に劣る様なものを適当に選ぶのは良くないです。

オクトパスには、メインのレギュレータと同じくファーストステージに繋ぐタイプのものの他、後述のBCで使用するインフレーターホースに繋ぐタイプのものや、インフレーターと一体化しているタイプのものなどがあるそうです。

ファーストステージに中圧ホースで繋ぐタイプのものは、水中の障害物に引っかかって邪魔になったりしないよう、部分的に小型化されている等の工夫がされていたり、通常のセカンドステージと異なった作りの、オクトパス専用タイプのもの等があります。インフレーターに繋いだり一体化しているタイプのオクトパスは、インフレーター部分がそのままレギュレータとして使用できる様になっているものや、インフレーターに繋ぐ中圧ホースの途中にレギュレータを接続する、インフレーターホースのジョイントタイプのもの等があります。

インフレータ一体化型、インフレータホースジョイント型のものは、ファーストステージに繋ぐホースをその分減らすことができるので、コンパクトに収まります。取り回しも楽になるので、良いかも知れませんね。


BC

BCとは水中での浮力をコントロールする為に身に付けるジャケットのようなものです。正式には浮力補助装置、Bouyancy Compensator Diviceと言います。

水中や水面で安定した姿勢を保つ為に必要な器材で、状況に応じBCの中に空気を入れたり出したりします。そうすることで浮きも沈みもしない「中性浮力」と呼ばれる状態を作り出すことができるんですね。(中性浮力の状態は、ヘリコプターのホバリングや、宇宙空間での無重力状態を想像してもらえれば良いかと思います)

BCにも様々なタイプがあり、自分の用途に合ったものを選ぶ必要があります。ほぼ全体が浮力体になっているジャケットタイプ、肩の部分がベルトになっていてサイズ調整が簡単なショルダーベルトタイプ、浮力体が背中にあるバックフロートタイプの3つを基本に、その他各メーカーが様々な工夫を凝らしたオリジナルタイプ等があります。

肝心の浮力のコントロールについてですが、それはタンクのエアを使います。インフレーターと呼ばれる器具のボタン操作によって、タンク内の空気をBCに送り込み浮力を得る事が出来るんですね。このインフレーターを利用したオクトパス (補助レギュレーター) がある、というのは前述の通り。タンクのエアなので吸気もできる訳です。

逆に排出ですが、これは背中や背面下部等についているバルブから行います。インフレーターホースを引っ張ったり、ノブを引っ張ることでバルブが開き、空気が排出される仕組みになっているんです。またこのバルブは、BC内部の圧力が一定以上になると自動的に開くようにもなっています。そうやって、BCが水圧で破裂するのを防いでいるんですね。



今回は、いかにもスキューバダイビングといった雰囲気の3つの機材、水中呼吸を可能にする「レギュレータ」、自由自在な水中散歩の手助けをする「BC」に、いざという時のバックアップ「オクトパス」についての解説でした。この3つは、スキューバダイビング基本セットな感じがしますね。

この辺りの機材になってくると、次第に値段もお高くなってくるようです。自分に合った機材を購入することでダイビングの上達速度もあがりますし、機材への愛着が沸く事でダイビングの楽しみも増えると思いますが、いきなり最初から高い機材をそろえるのも大変です。

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スキューバ・ダイビング 6~機材の種類 2

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さて、今回は前回に引き続きスキューバ・ダイビングの機材について調べています。

前回挙げた機材は3つ、「フィン」「マスク」「スノーケル」と、レジャーショップでも見かける極々一般的な機材。あまり「スキューバ・ダイビングの機材!」という感じのしないものでしたが、今回はダイビングショップ等の専門店に行かないとなかなか見る機会のない、重要な機材3点について調べてみました。



レギュレータ

レギュレータは、タンクの空気を供給・排出する為の器材です。今まで挙げた器材と違い、これこそスキューバダイビングの器材、という感じがしますね。

水中で陸上と同じ様に呼吸する為の機材であるレギュレータ、単にタンクにホースを繋いだだけの単純なものではなく、その仕組みは意外と複雑。レギュレータには、高圧縮されたタンクの空気を、周囲の水圧に併せて供給する機能があります。単純に空気を供給し排出するだけではなく、この機能がついているからどの水深でも自然な呼吸が可能になるんですね。

レギュレータは、タンクに接続する「ファーストステージ」、呼吸に使う「セカンドステージ」、そしてファーストステージとセカンドステージを繋ぐ「中圧ホース」の3つで構成されています。この構成がポイントで、タンクのエアはまずファーストステージで周囲の水圧より8~10kgに減圧されます。その後セカンドステージで周囲の水圧と同じ圧力まで減圧するんです。2段階に分けて減圧することで、呼吸の力に応じたエアを、スムーズに供給できる仕組みになっているんですね。

調べてみるとファーストステージ、セカンドステージにも、減圧の仕組みに応じていくつかのタイプに分かれる様なのですが、説明が長くなってしまいそうなのでそれに関してはまたの機会に調べます。


オクトパス

オクトパスとは、緊急時用のバックアップ・レギュレータのことです。メインレギュレータの故障時は勿論のこと、例えばバディのエア切れ等にも対応する為、必要不可欠で重要な器材です。「バックアップ」「予備」と言っても、いざという時に十分な性能を発揮できなければ意味がありませんから、性能的に劣る様なものを適当に選ぶのは良くないです。

オクトパスには、メインのレギュレータと同じくファーストステージに繋ぐタイプのものの他、後述のBCで使用するインフレーターホースに繋ぐタイプのものや、インフレーターと一体化しているタイプのものなどがあるそうです。

ファーストステージに中圧ホースで繋ぐタイプのものは、水中の障害物に引っかかって邪魔になったりしないよう、部分的に小型化されている等の工夫がされていたり、通常のセカンドステージと異なった作りの、オクトパス専用タイプのもの等があります。インフレーターに繋いだり一体化しているタイプのオクトパスは、インフレーター部分がそのままレギュレータとして使用できる様になっているものや、インフレーターに繋ぐ中圧ホースの途中にレギュレータを接続する、インフレーターホースのジョイントタイプのもの等があります。

インフレータ一体化型、インフレータホースジョイント型のものは、ファーストステージに繋ぐホースをその分減らすことができるので、コンパクトに収まります。取り回しも楽になるので、良いかも知れませんね。


BC

BCとは水中での浮力をコントロールする為に身に付けるジャケットのようなものです。正式には浮力補助装置、Bouyancy Compensator Diviceと言います。

水中や水面で安定した姿勢を保つ為に必要な器材で、状況に応じBCの中に空気を入れたり出したりします。そうすることで浮きも沈みもしない「中性浮力」と呼ばれる状態を作り出すことができるんですね。(中性浮力の状態は、ヘリコプターのホバリングや、宇宙空間での無重力状態を想像してもらえれば良いかと思います)

BCにも様々なタイプがあり、自分の用途に合ったものを選ぶ必要があります。ほぼ全体が浮力体になっているジャケットタイプ、肩の部分がベルトになっていてサイズ調整が簡単なショルダーベルトタイプ、浮力体が背中にあるバックフロートタイプの3つを基本に、その他各メーカーが様々な工夫を凝らしたオリジナルタイプ等があります。

肝心の浮力のコントロールについてですが、それはタンクのエアを使います。インフレーターと呼ばれる器具のボタン操作によって、タンク内の空気をBCに送り込み浮力を得る事が出来るんですね。このインフレーターを利用したオクトパス (補助レギュレーター) がある、というのは前述の通り。タンクのエアなので吸気もできる訳です。

逆に排出ですが、これは背中や背面下部等についているバルブから行います。インフレーターホースを引っ張ったり、ノブを引っ張ることでバルブが開き、空気が排出される仕組みになっているんです。またこのバルブは、BC内部の圧力が一定以上になると自動的に開くようにもなっています。そうやって、BCが水圧で破裂するのを防いでいるんですね。



今回は、いかにもスキューバダイビングといった雰囲気の3つの機材、水中呼吸を可能にする「レギュレータ」、自由自在な水中散歩の手助けをする「BC」に、いざという時のバックアップ「オクトパス」についての解説でした。この3つは、スキューバダイビング基本セットな感じがしますね。

この辺りの機材になってくると、次第に値段もお高くなってくるようです。自分に合った機材を購入することでダイビングの上達速度もあがりますし、機材への愛着が沸く事でダイビングの楽しみも増えると思いますが、いきなり最初から高い機材をそろえるのも大変です。

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スキューバ・ダイビング 4~プール実習2

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趣味の資格として、持っていると非常に楽しめそうなスキューバ・ダイビングのライセンス、Cカード。

前回はCカード取得の為に受ける3つの講習の内、プール実習について書きました。今回は前回に引き続き、プール実習で行う具体的な内容について触れてみます。


5.水中でのマスク着脱

水中でマスクに水が入って不快に感じたり、ストラップがねじれて気になったりする時は、水中でマスクを外して付け直すこともあります。また、多人数で潜っているとフィンで蹴られてマスクが外れてしまう事もまれにあるそうな。そんな訳で、水中でのマスク着脱練習を行います。

また、同時に1分間以上水中でマスクを外し呼吸する、という練習もするそうです。これはもしも水中でマスクを落としてしまったときも慌てずに浮上する為。1分あれば大体水面まで浮上することが出来るので、もしもの際に慌てず対応できるよう、こんな練習もするそうですよ。



6.ウェイトを外して浮力を確保

ダイビング器材の多くは浮力を持っているので浮きます。ウェイトは、この浮力を打ち消して、水中での活動を行いやすくする為のものです。

このウェイトが丁度良いかどうかを、水面に浮いて確認、もしも浮力が足りない場合はBCD(浮力調整・確保の為のジャケットの様なもの)にエアを入れて浮力を確保します。

また、ウェイトやウェイトベルトを外す練習も行います。これは、緊急時に浮力を確保する為ですね。ウェイトやウェイトベルトは素早く外せる様になっているのですが、その操作に十分慣れておきましょう。


7.中性浮力の維持を学ぶ

中性浮力の維持とは、ホバリング、つまり水中で身体を安定させ一定の深度を保った状態を維持することだそうです。

これができないと常に手足をバタバタさせて水中で身体を安定させることになってしまい、魚は逃げる、サンゴは壊す、更にエアの消費量は多くなる、と非常に悲しいことになってしまうそうです。

水中で生き物をじっくり観察したり、バディとコミュニケーションをしたりする時、一定の深度を保っていられる様にしっかりと練習しないといけませんね。

6番で挙げたBCDの空気量を調整してコントロールできますが、それだけでは不十分だそうです。ではどうするのか、というと、自分の肺にためた空気を利用して浮力を微調整する練習を行うそうです。


8.トラブルに対処する

ダイビングによる事故は、アクシデントに取り乱し慌ててしまった結果起きるケースが多いそうです。重要なのは、アクシデントに落ち着いて対処できる気持ちのゆとりだそうな。

よくあるアクシデントの一つの「足がつる」。特に冷たい海の中では疲労によって起こることがあります。そういった場合の水中での対処方法を学びます。

その他、バディが疲労等で自力で泳げなくなった時。ビーチや船まで引っ張っていく練習等もするそうです。


9.緊急浮上のシミュレーション

バディと離れている時に水中でエアがなくなった等の緊急時に、落ち着いて緊急浮上を行える様、その方法を学びます。



その他ここでは調べ切れなかった細々した項目は沢山あると思いますが、取り敢えず前回・今回で挙げたこれらの内容をプール実習で行うようです。

当然のことですが、プール実習で行う内容はどれも非常に大切な意味のあるもの。水中という非日常の世界を、安全に楽しむ為にどれも欠かせないことなんですね。

こうやって挙げてみると、たくさんのことを覚えないといけない様な気になってしまいますが、目的や意味を考えながら、そして普通に生活していたら触れることのない新鮮な感覚を楽しみながら実習を受ける事で、案外すんなり身に付く様な気がします。(むしろ学科講習の内容をちゃんと覚えられるかの方が心配です・笑)


興味はあるけれど、自分に向いてるかどうかに不安のある方は、ダイビング・スクールでライセンス取得をいきなり申し込むのではなく、まずは体験ダイビングを実施しているダイビング・スクールやショップを探してみるのも良いと思います。プールを利用した体験ダイビングを実施しているダイビング・ショップやスクール、探してみると案外見つかるものなので、まずは手近・手軽で安全なプールでの体験ダイビング、オススメです。

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スキューバ・ダイビング 3~プール実習1

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スキューバ・ダイビングを楽しむのに、ライセンスとして扱われるCカードの取得が必要であること、Cカードはダイビング・ショップ等で取得すること、ダイビング・ショップは物販以外にも「ダイビングを楽しむ」為の拠点として非常に大事な場所であることが、前回までで調べたことから確認できました。

今回は、Cカード取得時行われる、プール実習について調べてみました。


Cカードを取得する為には、学科講習・プール実習・海洋実習の3つの講習や実習を、ダイビング・スクールで受ける必要があります。

プール実習は、実際に海に潜る前に安全なプールを使用して、基本的なダイビングの技術や器材の扱いを学ぶ為に行われます。ショップやダイビング・スクールの案内を見てみると、プール実習を行う時間は概ね合計6~9時間くらいの様です。

プール実習は「初めてスキューバ・ダイビングで水中に潜る」もの。習得の早さに個人差がでやすい様で、「ぴったり何時間」ということもない様です。なので、運動があまり得意ではない方は、自分の習得ペースにあわせじっくり対応してくれるダイビング・スクールを探したいですね。

その際に気をつけたい事は、インストラクター1人に対して何人の方が実習を受けるかという点。ダイビング・ショップやスクールによって、1人のインストラクターで何人の実習生を見ることになるか随分と開きがある様なので気をつけましょう。

実際にプール実習でどの様なことを行うのか、具体的に調べてみました。



1.器材の装着

まずはダイビングに必要な器材を装着。ここで多くの人はその荷重に驚くそうです。(私なんかは非力な方なので倒れこむ勢いでよろけそう…)

陸上でよろよろしながら水の中に入ると、途端に嘘の様に重さを感じなくなるそうな。更にレギュレータによって水中で息が出来る感覚も、最初はとても不思議に感じるそうです。水の中にいるのに陸上と同じように呼吸が出来て、身も軽くなり、何となく陸の上にいるよりも更に自由に行動ができるような、そんな楽しさがある様ですよ。


2.器材の取り回しと使い方を学ぶ

水中で一番最初に練習するのは、器材の使い方。単純にどうやって使うかということから、快適な維持の仕方も学びます。

くわえたレギュレータを外したり、再度くわえ直したりするところから始まり、レギュレータに入った水を外に出す「レギュレータ・クリア」、外れてしまったレギュレータを手を使って探し出す「レギュレータ・リカバリ」等の練習もします。

その他、潜っている最中にマスクの中に入ってくる水を排出する「マスク・クリア」も基本技術として習得するようです。

基本動作で特に大事なのが「耳抜き」。水圧で鼓膜が圧迫され痛くなった時に、この動作で解消する様です。このコツをしっかり掴んでおかないと、鼻血が出たりして大変だそうですよ。


3.バディと共に潜ってみる

基本的に、ダイビングはバディとペアで潜ります。

水中では当然声が通りませんので、ハンドシグナル等でコミュニケーションを取る事になります。

潜るときや浮上する際に、確実にコミュニケーションを取り合える様に練習します。


4.スノーケルの利用を学ぶ

スキューバ・ダイビングでも、スノーケルは重要な器材だそうです。

というのは、例えばビーチからダイブポイントまで泳いで移動する場合。タンクの中の空気には限りがあるので、こういった場合スノーケルを利用することで、タンクの空気を節約することができるという話だそうです。(考えてみれば当然のことですが、何となく「なるほど!」と感心してしまいました)

ここでは、スノーケルの中にたまった水を吐き出す練習等も行うそうです。



…長くなってしまったので、今回はここまで。

次回残りの項目をまとめます。

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スキューバ・ダイビング 2~ダイビング・ショップ選び

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スキューバ・ダイビングを楽しむには、ダイビング・ライセンス (Cカード…ダイビングの知識・技術の認定証) が必要だということを前回迄で調べました。

このダイビング・ライセンスは、ダイビング指導団体という民間の団体が発行しているもので、いくつもの団体のCカードがありますね。前回この指導団体として、3つの国際的な団体を挙げました。


実際にダイビング・ライセンスであるCカードを取得するには、各指導団体に加盟しているダイビング・ショップのコースを受けて取得することになります。

ショップというと、グッズや器材の販売店と思いがちですが、殆どのダイビング・ショップはそういったダイビング用品の販売の他、Cカード取得の為のコースやスクールが設けられているんですね。

その他、ダイビング・ショップではダイビングのツアーを企画したりもしています。ライセンス取得後は、まずこのダイビング・ショップ企画のツアーに参加して仲間を作る!という方が多いみたいですね。

ツアー以外にも何某かのイベントを行うこともあり、サークルに近い感覚で楽しめるショップもあります。


つまり、ダイビング・ショップはスキューバ・ダイビングをする上でのホームとなる、非常に大事な場所ということになりますね。

今回は、このダイビング・ショップの選び方等について調べてみました。



まだCカードをを持っていない方がライセンス取得の為にダイビング・ショップを選ぶに当たって、特に重要だと思われるポイントとして、以下の4つが挙げられます。


加入しているダイビング指導団体を確かめる

ネットや雑誌で手頃なショップを見つけたら、まず加入しているダイビング指導団体を確認しましょう。

これは、指導団体の理念や方針を確認する為だけではなく、あまりに一般認知度の低いダイビング指導団体加入のショップですと、せっかくCカードを取得しても、他のショップで器材をレンタルできないこともあるんです。

予め現地のダイビング・ショップやサービスに確認を入れるのも手間ですし、特別な理由がなければ認知度の高いダイビング指導団体に加入しているショップを利用した方が安心です。


スタッフの方の雰囲気を確かめる

まずは実際にダイビング・ショップに行き、スタッフの方と話してみることがとても大事です。当然と言えば当然ですが、ダイビング・ショップによって雰囲気は違いますし、それによって集まる人も変わってきます。自分の苦手な雰囲気の中では、楽しく、そして安全なダイビングを楽しむことは出来ませんよね。

勿論、一回ショップにいっただけで雰囲気等を全て掴める訳ではないと思いますが、例えばダイビングのライセンスを取りたい等といった相談にしっかり乗ってくれるか等を確認すると安心できると思いますよ。


Cカード取得について詳しく説明してくれる

ダイビング・ライセンスの取得の仕組みは、意外と複雑だったりします。ライセンスの種類が複数あることもそうですが、取得について必要な条件等が細々とあるんですね。

例えば一番高いランクのライセンスを取得する為に、最短距離で取得したい方もいれば、様々な技術をじっくりと習得しながら取得したいという方もいます。

自分がどの様にダイビングを楽しんでいきたいのか、それを聞いて最適なライセンス取得のルートを、わかりやすく説明してくれるショップなら、安心して自分の拠点にすることが出来ますね。


器材の販売を強く勧めてこない

スキューバ・ダイビングは、器材をフル活用するスポーツですが、初めから高価なダイビング器材を利用する必要はありませんし、同時に高価だからといって誰にでも合う器材とも限りません。

例えばスーツやマスク等、身体に密着させる器材は、自分の身体にあったものを使うことで、ストレスなくダイビングを楽しむことができますし、それにより上達が早くなるのも事実です。ですが、それらの器材購入にはまとまった費用が掛かりますし、今後本当にダイビングを続けていくのか不安という方もいると思います。そんな時、取り敢えずレンタルから始める、というのは一般的です。

なので、無理に器材購入を勧めてくるショップは少々信頼に欠けると思いますよ。

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スキューバ・ダイビング 1~ダイビングライセンスって?

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スキューバ (スクーバ) ダイビングをするには、認定証の発行を受ける必要があるそうです。この認定証はCカードというもので、通称「ダイビングライセンス」と呼ばれています。

ダイビングライセンスという言葉から、免許証だと思いがちですが、前述の様にこれは認定証。民間指導団体が、ダイビングに関する一定の知識や技術を習得したということを証明する為に発行されるものです。


自動車を運転するにあたって、必ず所持してなければいけない自動車運転の「免許証」等とはまた別の「認定証」なので、実はこれを所持しておかなければ潜ってはいけない、というものではないんですね。


ただ、実際のところダイビングショップで機材のレンタルやガイドをお願いしようとする際には、必ず提示を求められます。

ダイビングとは、元来人間の生活の場ではない水中という特殊な環境に入り込むスポーツなので、安全の為、Cカードを持っていなかったり、Cカードのランクによっては断られることもあります。

なので、実質的にこのCカードは海の免許証、ダイビングライセンスとして扱われているんですね。


なお、リゾート地で行われている体験ダイビングなど、ライセンスを持っていなくても楽しめるダイビングもあります。この体験ダイビングと、Cカード取得のダイビングの違いは、潜れるポイントと最大深度にあります。

ライセンスを取得した人はバディーさえいれば自由に潜ることができますが、体験ダイビングの場合はインストラクターがつき、限定水域内で、安全を確保できる浅いところまでしか潜れないんですね。



このCカード、複数の民間団体が発行しています。

Cカードを発行している団体はダイビング指導団体と呼ばれ、それぞれ特徴的な理念の基、ダイバーの教育・Cカードの発行を行っています。

日本のダイビング指導団体もたくさんありますが、国際的なダイビング指導団体のダイビングライセンスを取得しておけば、海外旅行先でダイビングをスムーズに楽しむことができます。

特に有名な、国際的なダイビング指導団体として、以下の様な団体がある様です。


National Association of Underwater Instructors (NAUI)

1950年代初めアメリカのカリフォルニアで発足。ナショナル・ダイビング・パトロールを前身とする。最愛の人を任せられる信頼を理念とした指導を行なっている。


Professional Association of Diving Instructors (PADI)

1966年にアメリカで発足。全世界のダイバーの約60%が所属していると言われる、名実共に世界最大のダイビング教育機関。スクーバ・ダイビングのプロフェッショナルと熱心な愛好者の教育的な開発を理念とした指導を行なっている。


Scuba Schools International (SSI)

1970年にアメリカで設立された指導団体。フリーのインストラクター登録は認めず、代理店(ディーラー)のみに雇用されるインストラクターを認定しているのが特徴。常に質の高い教育プログラムの開発と、安全のダイビングを理念とした指導を行なっている。

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