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外貨預金

資産運用の勉強:外為取引と外貨預金の違い2~スワップ

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外為取引には「スワップポイント」と呼ばれるものがあります。これは、通貨間の金利差によって発生する利益です。
例えば、外為取引で低金利の日本円(0.1%)を売り、高金利のNZドル(3.5%)を買うとします。この場合、0.1%の金利を支払い、3.5%の金利を受け取ることになり、差し引き3.4%のスワップポイントを受け取れる、というものです。(金利が逆の場合は支払うことになります)
外貨預金における利息と同じ様に考えた場合、外貨預金と外為はどう違うかを考えてみましょう。

一番大きい違いは、外貨預金の場合、預金がある一定期間を経過し満期になって初めて金利を受け取る事が出来ます。それに対し、外為では金利を日割りで受け取ることができます。
これに関して、FXのメリットとして挙げられるのは、発生した金利の再投資が可能である、ということ。日々発生する利益をそのまま外為取引することで、更に大きい金利を受け取ることも可能ですよね。

利息を得る、という点でいうと、レバレッジを効かせることで預け入れている額よりも大きい額を預けたことにし、より多くスワップポイントを得ることも、外為取引では可能です。
ただし注意点として、レバレッジをあげればあげる程僅かな変動で証拠金を割り込み、強制決済 (ロスカット) され損失が出る可能性があることを忘れない様にしなければなりません。

また、金利とは直接関係ありませんが、満期にならないと解約できない外貨預金と違い、外為はいつでも決済できます。
例えば外貨預金だと、預けている最中に通貨の価値が上がったとしても決済することは出来ませんが、外為であればその時そのタイミングで決済することが可能です。
外貨預金と同じ感覚で外為を利用した場合、自分で好きなタイミングで決済できる外為取引の方が、最終的な利益をより大きくあげることも可能です。

FX取引のスワップポイントと、外貨預金の利息。
同じ様に見えますが、扱いの面ではかなり差異がありますね。FXとはこの様に、金利の面でも有利な資産運用方法になりうるようです。
もしも外貨預金を考えているのであるなら、外為取引を外貨預金的な利用方法 (デイトレードではなく長期保有によるスワップ) で行うことも検討してみると良いかも知れませんね。

投稿者 449xif | 返信 (0)

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